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褥瘡(床ずれ)

寝たきりの高齢者や、車椅子利用が長い方、全身麻酔の手術後などに発症します。同じ場所が長時間圧迫されて血流が悪くなると、皮膚やその下の筋肉などがだめになり、深い傷ができてしまいます。施設や在宅介護をされている家族や職員は床ずれが出来ないように大変気をつかっていますが、栄養状態が良くなかったり、四肢の拘縮が強かったりするとどうしても発症リスクが高くなります。創傷被覆材で覆ったりラップ療法が施設で行われている場合があります。これはうまくいけばよい治療法なのですが、浸出液が多くジクジク濡れた状態になっていたり、感染を起こしやすくもなるので、1日数回はちゃんと創部の洗浄と状態をチェックして悪化しそうなら違う治療法にすぐ変更するという心構えも必要になります。

褥瘡が起こりやすい寝たきりの方の場合ご家族が病院に連れて行くだけでも大変なことが多く、褥瘡以外の皮膚トラブルも起こりやすいため、必要であればご相談のうえ往診も致します。

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