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エモリエント(ワセリン)よりはモイスチャライザー(保湿クリーム系)のほうが保湿効果は高い

[2021.09.01]

「エモリエント」とは、皮膚からの水分蒸散を抑えて間接的に角層水分量を増やす。例:ワセリン、プロペトなど。
「モイスチャライザー」は直接的に角層水分量を増やす。例:尿素、ヘパリン類似物質、セラミド、グリセリン、ヒアルロン酸など。
どちらも保湿剤として使用されますが、モイスチャライザーのほうが効果は高く、ワセリンの方が安全性は高いと言えます。あとは値段と塗り心地など好みでしょうか。個人的にはワセリンはべたべたし過ぎて衣類やベッドシーツが大変なことになるのと、お湯で洗濯しないと落ちにくいという点で好みではありません。ワセリンは赤ちゃんの目や口に入っても安心というメリットはありますが。
cf.外用剤を知り皮膚外用療法の達人を目指す保湿剤・保護剤;マルホ皮膚科セミナー

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