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院長ブログ

水虫はかゆくないのが普通 (2023.12.12更新)
 水虫はカビの一種で人や動物の皮膚に好んで生着するものがいます。5人に1人はもっているという水虫ですが、テレビの影響なのか、かゆいから水虫あるいはかゆくないなら水虫ではないと思い込んでらっしゃる人が沢… ▼続きを読む

酒を飲むと皮膚がまだらに白くなる(赤くなる)~貧血母斑かもしれません。 (2023.09.13更新)
母斑とはだいぶ大雑把に言うと黒いほくろや白や赤色のあざといったもののことです。 そのうち貧血母斑とは、生まれつき背中など一部の皮膚が淡く白くなっており、成長しても変わらず、飲酒や運動で周囲の皮膚が赤… ▼続きを読む

蚊よけスプレーを選ぶならイカリジン製剤(赤ちゃんでも使えます) (2023.05.13更新)
 日本で販売している虫除け剤には大きく分けて①イカリジン(ピカリジン)、②ディート、③その他(ハーブ系や超音波系)がありますが、とりあえずイカリジン製剤を選んでおけばいいんじゃないという話です。  … ▼続きを読む

塗り薬は、「薄く塗ってください」と説明されてもたっぷり塗ったほうがよい (2023.03.31更新)
薬局で「軟膏は薄く塗ってください」と指導されることはいまだ珍しくありませんが、実際には保湿剤やステロイド軟膏はせっかく塗るからにはティッシュが付くくらいベタベタと、テカテカ光沢が出るくらい塗ったほうが… ▼続きを読む

白髪は子供にもある。 (2023.01.14更新)
 白髪は老人の特徴という面はありますが、幼年期からの継続的な老化現象でもあります。5歳から92歳までの日本人3985名の調査で、頭部の白髪の発生率は以下の通り。   5~9歳の白髪発生率… ▼続きを読む

爪が食い込んで痛いからといって爪を切ると、もっと痛くなりがちです (2022.12.02更新)
特に足の親指に多いのですが、爪が肉にくい込んで痛くなり自分で爪のカドを短く切っていたらよけいに痛くなってしまったということがあります。その原因はたいてい爪の切りすぎ(深爪)です。私も高校生の頃に足の爪… ▼続きを読む

治りが悪い皮膚炎は皮膚癌のこともある(特に沖縄では) (2022.10.16更新)
皮膚が赤くなるのはたくさんの原因がありますが、中には免疫の病気や悪性リンパ腫、皮膚癌のこともあります。特に軟膏を塗っていたけどなかなか治らないという湿疹のような病変は注意が必要です。 そのうちの1つ… ▼続きを読む

【個人的備忘録】サル痘→エムポックス(痘瘡はsmallpoxですが) (2022.07.27更新)
厚労省から皮膚科学会へ情報提供依頼が来ているので忘れないように。あくまで暫定のまとめです。世界的には2023年時点で減少傾向にあるようではあります。 致死率に地域差が大きく、似たような症状の病気が複… ▼続きを読む

クラゲに刺されたら、温泉くらいのお湯で30分以上温めればよい (2022.06.29更新)
①沖縄県のポスターなどでは海で刺してくる生物によって冷やす場合と温める場合に分けていますが、どっちだっけと迷うよりとりあえず温めればよいです。 ②ハブクラゲなら酢をかけて30秒以上おいてから、(なる… ▼続きを読む

【個人的備忘録】皮膚科の経口シクロスポリン使用ガイドライン2018. British Association of Dermatologists (2022.06.08更新)
【シクロスポリンによる治療】 ○有効性のエビデンスがあるもの:アトピー性皮膚炎、乾癬、慢性特発性蕁麻疹、掌蹠膿疱症、壊疽性膿皮症、ベーチェット病、GVHDなど ○有効性のエビデンスが無いもの:円形… ▼続きを読む

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